(最終更新月:2022年2月)
✔こんな疑問をお持ちの方へ向けて書かれた記事となります
「dYdXって何?」
「dYdXの今後や将来性ってどうなんだろう?」
「dYdXってどうやって使うの?」
✔当記事を通じてお伝えすること
- dYdXとは?
- dYdXの今後、見通しについて
- dYdXの使い方について
✔当記事の信頼性
当ブログでは、様々なWeb3.0に関する記事を多数公開しています。

私自身、CryptoCurrency(暗号資産)は6-7年前からCoincheckやBinance(海外取引所)を通じて取引をしています。昨今では、ブロックチェーン技術を取り入れたWeb3.0という言葉も普及し、DeFi、Dappsなどもよく目にするようになりました。
ただ、まだこの辺りの情報は出始めで、正しい情報が少ない印象です。
当記事を通じて、私がリサーチをしたdYdXについて、解説ややり方を実際の画像と共に解説をしていきます。
仮想通貨の取引所をお探しの方
日本の取引所に無料で登録をしておけば幅広い通貨に対応が可能です。
海外はリスクもあり、日本にお住まいの方は禁止されているものもあります。ただし、世界的に有名な取引所は規模も大きく、扱う通貨も桁違いです。ご興味のある方はご覧ください。
※当サイトで登録を推奨しているわけではありません。
dYdXが注目される理由

dYdXは、2021年9月26日に急激な値上がりを見せました。

9月25日時点で約12ドルだった通貨は、9月末までの間に約26ドルと、たったの4日間で200%を超える上昇を記録しました。
dYdXが注目されたきっかけの一つです。
要因は一つではないと考えられますが、上昇の2日前に発表された「中国の仮想通貨規制」が大きな要因だと言われています。
主に3点が具体的な規制内容です。
- 海外取引所へ向けて、中国向けサービスの提供を禁じた
- 金融機関、決済会社、インターネット企業へ向けた仮想通貨の取引を禁じた
- 監視体制を整備した
中国系の取引所ではユーザーのアカウント登録停止が始まるなど、非常に厳しい規制に耐え切れなかったBINANCEなど中央集権型の取引所を利用していた中国内の個人ユーザが、DEXへ資金を移動したと考えられています。
また当記事執筆の数日前、2022年2月25日には中国政府が仮想通貨による資金通達が刑罰の対象となる解釈を発表した。
仮想通貨の資金調達が刑罰対象へ
中国の最高人民法院(最高裁)は24日、資金調達に関する法律の解釈の変更を発表。違法な資金調達手段に暗号資産(仮想通貨)を追加した。
中国は2013年からICO(イニシャル・コイン・オファリング)等を禁止していたが、今回の変更によって、仮想通貨で資金調達を行なった場合に有罪となり、刑罰が科されることが明確に示された。
引用元:coinpost.jp(https://coinpost.jp/?p=324154)
中国以外のEUやアメリカ政府からも何らかの発表があることも示唆されています。
その場合、中央集権型の取引所は決定に従わざるを得ない一方、分散型取引所は自走している取引所のため、口座凍結などの心配がないことから資金が移動していく可能性も否定できません。
dYdXとは?

そもそも、dYdXとは何でしょうか?
dYdXという単語は、①取引所の名前②取引所「dYdX」で発行されるトークン名、の両方で使用されます。
それぞれについて見ていきましょう。
DEXとしてのdYdXとは?

DEXとは、分散型の取引所で管理者がいない、ログイン不要な取引所のことを言います。
dYdX取引所のミッション
dYdXでは、強力で、透明性が高く、公正・公平な金融商品が、より多くの地域のより多くのトレーダーを力づけると信じています。
https://dydx.exchange/about
dYdXの特徴
預かり資産が、2022年2月現在は、約9億9,151万ドルとなっています。

これは、世界中のDEX取引所ランキングで33位になります。
ちなみに有名なUniswapは、TVLが約75億3,000万ドルとなります。
下記の特徴により徐々に伸びてきています。
- レイヤー2を使った高速処理
- ガス代無し
dYdXは、中心となる取引所プロトコルとしてイーサリアム(ETH)のスマートコントラクトを採用しています。
Starkware社が提供するレイヤー2ソリューション「ZKロールアップ」を使い、分散型で稼働している状況です。
完全な分散型ではないが、完全な透明性、セルフカストディなどが可能になっている分散型と中央集権型を組み合わせた「ハイブリッド分散型取引所」として運営されていると表現できます。
dYdXでできること
- 現物取引
- 信用取引
- レンディング
- ステーキング
- BTC/USD、ETH/USD、LINK/USDのパーペチュアル・スワップ(永久先物)取引
- ガバナンスの提案・投票
CryptoとしてのdYdXとは?
仮想通貨「dYdX」の概要
名称 | DYDX |
価格 | 約590円 |
時価総額 | ¥38,482,804,274 |
時価総額 ランキング | 146円 |
コンセンサス アルゴリズム | PoS (プルーフ・オブ・ステーク) |
取引所 | Binance OKEx FTX Houbi Global Kraken |
公式サイト | https://dydx.exchange/ |
特徴
- DYDXトークンはガバナンスの提案・投票などに利用できる
- ステーキングして報酬を獲得することも可能
発行トークン「DYDX」は、2021年9月に海外取引所へ上場したこともあり知名度や活用方法の幅が広がりました。
【予想】dYdXの今後、見通し

dYdX取引所は、完全な分散化に向けてバージョン4のリリースに向けて進めていることを発表した。
完全な分散化を2022年内にリリースし、運営側の取引手数料もなくなる見込みだと発表しています。
🚢 dYdX’s top priority is to release the next version of the protocol, V4, by EOY 2022
— dYdX (@dYdX) January 11, 2022
✅ dYdX V4 will be fully decentralized, community controlled, and have no central components
❎ No central party will receive trading fees on dYdX V4https://t.co/0StveqcW7J
dYdXのミッションにある、透明性、安全性、公平性、機会均等などの観点で、完全な分散化が飛躍的な改善をもたらすだろうという考えです。
仮想通貨「DYDX」として、priceprediction.netは下記のように推測しています。

※あくまでpriceprediction.netの推測です。
dYdXを購入する方法

購入方法は2通りです。
海外取引所でのみ購入でき、
- 海外取引所で直接購入
- 国内取引所で購入→ 海外取引所へ送金→ 購入
下記の記事では、別の通貨になりますが「OKX取引所」での通貨購入方法を口座開設からステップ・バイ・ステップで解説しています。
通貨を「DOME」から「DYDX」に置き換えてやって見てください。画像も30枚以上ありますのでわかりやすいはずです。
dYdXの使い方

信用取引
取引をクリックします。

ウォレットを接続します。

取引を画面でレバレッジを指定し、通貨を買います。

※購入は計画的に行いましょう。
まとめ

当記事の内容をまとめます。
dYdXという単語は、①取引所の名前②取引所「dYdX」で発行されるトークン名、の両方で使用されます。
取引所としてのdYdXは、分散型の取引所です。そこで発行されているトークンが、DYDXになります。
昨年の9月以降、使用者が増え、現在は世界で33位にランク入りしています。
特徴は、①高速②ガス代がかからない点で、現在のイーサリアムにおけるスケーラビリティ問題を解決すべく出てきた取引所になります。